お骨が水浸しのお話

よく、言われる骨壺の中で「お骨が水浸しになっていた」「カビが生えていた」等のお話は通気性に起因します。 自宅で保管する場合、特に湿気には気をつけたいところです。

大切な人のお骨を守る大切なこと

湿気から大切な人のお骨を守るには、①通気性があること②腐敗しないこと③錆びないことの3つです。そのことは手元供養にとってとても大切なことです。

通気性のある骨壺に入れることが大切です

信楽焼は通気性のある呼吸する陶器です

信楽焼の陶土は400万年前の古琵琶湖の粗土を使っています。陶土には微生物の化石が豊富に含まれており、手元供養品を焼成する際にその化石が燃え尽きて無数の穴を作ります。それが呼吸をする土と言われる所以です。

陶器 磁器
吸水性があり水が浸透する ほとんど水を通さない
 荒く多孔性である  緻密で気孔が少ない
信楽焼の手元供養 こころの杖 ミニ骨壺

陶器は水の中につけておくと軽石やスポンジのように水分を吸い実際に使っていると、湿り気や水分を含んだり、乾燥をしたりと様々な状態になります。

 陶器が呼吸をしている証明です。

 陶器は扱い方や周りの環境を受けとめ気持ちを込めて接すると、それに応えるかのような表情を見せます。 

骨壺にとって錆びない、腐敗しないは大切なことです

信楽焼の手元供養 こころの杖 ミニ骨壺

遺跡から出土される遺物にはやきものが非常に多いことは皆さんご存知です。

決して昔の人がやきものばかりを使っていたわけではありません。

木製品や紙製品、金属製品もたくさん使われていました。

しかし、木製品や紙製品は腐食します。

金属製品も錆びてなくなります。

それに対して陶器は土中でも錆びず、腐らず残ります。

信楽焼の手元供養の骨壺は長い年月の中で同化します

長くにわたって拠り所にする手元供養。信楽焼の骨壺は周りの環境に同化します。年数が経つと綺麗にしていても、周りの景色も味わいが出てきます。

 それと同様に信楽焼の骨壺も周りと一体感を持って、同化してきます。

 決して華やかさは無いけれど、「いつもそばにいてくれる」というのはそういうことだと感じます。

 そのことはとっても大切なことだと思っています。

ひとつひとつ、手作りで作られる伝統工芸

1,000年を優に超え引き継がれてきた伝統技術

信楽焼の手元供養品は磨き鍛えられた職人が手作りで作っています

信楽焼の手元供養 こころの杖 遺骨ブレスレット・まもり珠