よく、言われる骨壺の中で「お骨が水浸しになっていた」「カビが生えていた」等のお話はお骨に湿気を吸う性質があることが原因です。 自宅で保管する場合、特に湿気には気をつけ、直射日光にあたらない風通しの良いところに置くことと、骨壺は通気性のあるものを選ぶことをお勧めします。
骨壺の置き場所にはリビングを選ばれる方が多くいらっしゃいますが、大きい骨壺の場合には圧迫感を感じてしまいます。かといって粗末な場所に置くこともためらわれます。特有の臭いがあったり、湿気によるカビの心配もあります。行き先が決まらない場合には「早く納骨してあげなければいけない」という精神的な負担もかかります。
・ご遺骨の容積が1/3~1/4程度と大変小さくなります。
・密封性パック袋及び桐箱包装で、カビやにおいの心配がなくなります。
葬儀後、直ぐに納骨先を決められている方以外は、「納骨にためらいや不安がある」や「納骨方法を決めかねている」「家族の意見が一致しない」等には一旦、「ご遺骨を粉末化してご自宅で安置」してから、じっくり将来を見据えて考えてみることをお勧めいたします。
実際、ご遺骨をご自宅に安置されている方は相当数いらっしゃいます。しかし、家族以外にとって、自宅にご遺骨を置いておくことを好ましく思う人は極端に少ないです。粉骨すると、嵩が1/3~1/4になり、納められたパッケージはシンプルで見た目にご遺骨とは分かりません。精神的な圧迫感を感じるよりは、コンパクトな形で、いずれ行き先が決まるまで、供養できる形にしてあげることが、精神的な負担はかなり軽減されます。
・一部のご遺灰を手元供養品に納めて祈ることもできます。
・ご家族で分骨が容易にできます。
・希望する公営霊園等がある場合、何年でも待機できます。
・タイミングを見て、いつでも自分の思う通りの散骨もできます。
・納骨方法が決まるまでの間、ご自宅で安心して保管できます。